○久留米広域消防本部消防吏員服制規則

平成21年3月30日

規則第29号

(趣旨)

第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき、久留米広域消防本部消防吏員(以下「消防吏員」という。)の服制に関し必要な事項を定めるものとする。

(服制)

第2条 消防吏員の服制は、別表第1及び別表第2のとおりとする。

(補則)

第3条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、消防長が別に定める。

(施行期日)

1 この規則は、平成21年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際現に、久留米市消防吏員服制規則(平成11年久留米市規則第2号)又は福岡県南広域消防組合消防吏員服制規則(昭和52年福岡県南広域消防組合規則第1号)の規定により定められた制服等で使用中のものは、当分の間、この規則の規定に基づく服制による制服等とみなしてこれを使用することができる。

(平成31年3月25日規則第2号)

(施行期日)

1 この規則は、平成31年4月1日から施行する。

(久留米広域消防本部消防吏員服制規則の一部改正に伴う経過措置)

2 この規則の施行の際現に、第1条の規定による改正前の久留米広域消防本部消防吏員服制規則又は大川市消防職員服制規則(昭和42年大川市規則第20号)の規定により定められた制服等で使用中のものは、当分の間、同条の規定による改正後の久留米広域消防本部消防吏員服制規則の規定に基づく制服等とみなしてこれを使用することができる。

(令和4年3月28日規則第3号)

(施行期日)

1 この規則は、令和4年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際現に改正前の久留米広域消防本部消防吏員服制規則の規定により定められた制服等で使用中のものは、当分の間、改正後の久留米広域消防本部消防吏員服制規則の規定に基づく制服等とみなしてこれを使用することができる。

別表第1(第2条関係)

男性消防吏員服制

制服上衣

濃紺色

製式

前面

折りえり

胸部は、二重とし、消防章を付けた金色金属製ボタン各3個を2行に付ける。前面の左に2個、右に1個のポケットを付け、下部左右のポケットには、ふたを付ける。

形状は、図のとおりとする。

階級章

黒色の台地とし、上下両縁に金線刺しゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章を付ける。階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の階級にある者は、これを付けないことができる。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

消防長章

銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央にいぶし銀色の桜葉及び銀色みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。消防長章は階級章の上部に付ける。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

そで章

黒色しま織線1条に、消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を、消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には金色金属製消防章を付ける。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

き章

左えりに久留米広域市町村圏事務組合き章を表した標章1個を付ける。

制服ズボン

制服上衣と同様とする。

製式

長ズボンとし、両もも及び後方左右に各1個のポケットを付ける。

形状は、図のとおりとする。

盛夏服上衣

淡青色

製式

前面

シャツカラーの長そで又は半そでとする。

淡青又はその類似色のボタンを1行に付ける。

ポケットは胸部左右に各1個とし、ふたを付け、ボタンでとめる。

形状は、図のとおりとする。

階級章

制服上衣と同様とする。

肩章

外側の端を肩の縫目に縫い込み、えり側を地質と類似色のボタン1個でとめる。

盛夏服ズボン

濃紺色

製式

制服ズボンと同様とする。

形状は、図のとおりとする。

活動服上衣

紺色とし、えり、肩及び後面上部にオレンジ色を配する。

製式

前面及び後面

立ちえりの長そでとし、後面上部に消防本部名を表示する。

難燃性、強度、静電防止等、必要な機能性に配慮する。

ポケットは胸部左右に各1個とし、ふたを付ける。

形状は、図のとおりとする。

階級章

制服上衣と同様とする。

肩章

盛夏服上衣と同様とする。

活動服ズボン

活動服上衣と同様とする。

製式

長ズボンとし、両ももの側面及び後方左右に各1個のポケットを付ける。

活動服上衣と同様の機能性に配慮する。

形状は、図のとおりとする。

救急服上衣

灰色

製式

前面及び後面

台えりつきシャツカラーの長そでとし、後面上部に消防本部名を表示する。

比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットを付け、胸部左右のポケットにはふたを付ける。

えりに、白色の替えりを付ける。

形状は、図のとおりとする。

階級章

制服上衣と同様とする。

肩章

外側の端を肩の縫目に縫い込み、白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、えり側を灰色のボタン1個でとめる。

救急服ズボン

暗い灰色

製式

長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットを付ける。

形状は、図のとおりとする。

救助服上衣

オレンジ色とし、高度救助隊については、後面上部に青色を配する。

製式

開きんの長そでとし、胸部左右に各1個のポケットを付ける。

後面上部に消防本部名を表示し、高度救助隊にあっては、同隊を表す文字を併せて表示する。

形状は、図のとおりとし、図中二重斜線部分は当て地とする。

救助服ズボン

救助服上衣と同様とする。

製式

長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットを付ける。

形状は、図のとおりとし、図中二重斜線部分は当て地とする。

制帽

濃紺色

製式

円形とし、前ひさし及びあごひもは黒色革製とする。

あごひもの両端は、帽の両側において金色消防章各1個でとめる。

形状は、図のとおりとする。

き章

銀色消防章をモール製金色桜で抱ようする。台地は、地質と同様とする。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

周章

帽の腰まわりには黒色のなな子織を巻き、消防司令以上の消防吏員の場合にはじゃ腹組金線及びじゃ腹組黒線を、消防司令補の場合にはじゃ腹組黒線を巻く。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

盛夏帽

紺色

製式

円形とし、前ひさし及びあごひもは地質と類似色の革製とする。

あごひもの両端は、帽の両側において金色消防章各1個でとめる。天井の両側に各2個のはと目を付け、通風口とする。腰は藤づるあみとし、すべり革には所要の通風口を付ける。天井の内側には汚損よけを付ける。

形状は、制帽と同様とする。

き章

制帽と同様とする。台地は、地質と同じとする。

周章

帽の腰まわりに、地質と類似色のなな子織を巻く。

作業帽

紺色

製式

丸ワイド型のキャップとし、後面にアジャスターをつける。

形状及び意匠は、図のとおりとする。

救急帽

灰色

製式

丸ワイド型のキャップとし、後面にアジャスターをつける。

形状及び意匠は、図のとおりとする。

保安帽

白色

地質

軽量強化プラスチック又は堅ろうな材質

製式

形状は、図のとおりとし、内側に墜落時保護性能を有する構造とする。

帽体正面中央に銀色消防章を付け、左右側面に消防本部名を表示する。

帽体後面に階級ステッカーを付ける。

防火帽

地質

強化合成樹脂又は堅ろうな材質

製式

かぶと型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置を付ける。

大型シールドを内蔵し、帽体下隅の外周部にしころを取り付けることができる構造とする。

左右側面に消防本部名を表示する。

帽体後頭部に階級ステッカーを付ける。

形状及び意匠は、図のとおりとする。

き章

銀色消防章とし、形状及び寸法は、図のとおりとする。

しころ

色及び地質

紺色の耐熱性防水布とする。

製式

取付け金具により防火帽に取り付けるものとし、前面は両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。

形状は、図のとおりとする。

防火衣

色及び地質

防火帽しころと同様とする。

製式

上衣は肩及びその前後に耐衝撃材を入れ、上衣前面は、面ファスナー及び金属ファスナー止めとする。

後面上部に消防本部名を表示する。

ズボンはサスペンダーを付け、膝に耐衝撃材を入れ、裾はファスナー等で裾口を絞ったものとする。

形状は、図のとおりとする。

外とう

紺色とし、えり、肩、後面上部及びフードにオレンジ色を配する。

製式

前開きファスナーとし、前立ては、面ファスナー及びボタン(最上部のみ)でとめる。

後面上部及び前面左上部に消防本部名を表示する。

雨衣上衣

オレンジ色

製式

前開きファスナー、二重前立てによる防水構造とし、後面上部及び前面左上部に消防本部名を表示する。

形状は、図のとおりとする。

雨衣ズボン

灰色

製式

長ズボンとし、左右の裾脇部にファスナーを付ける。

裾まわりに反射材を付ける。

形状は、図のとおりとする。

ネクタイ

色及び地質

濃紺色にオレンジ色のストライプ入りの織物

ベルト

制服・盛夏服用

色及び製式

黒色の革製とし、前金具の中央に金色消防章をつけたものとする。

形状は、図のとおりとする。

活動服・救急服・救助服用

色及び製式

活動服用は紺色、救急服用は灰色、救助服用は黒色の合成繊維製とし、前金具はピン付きとする。

形状は、図のとおりとする。

 

短靴とする。ただし、防火用は黒色の防水長編上靴(踏み抜き防止鋼版を挿入する。)、救助用は、黒の編上式半長靴とする。

消防手帳

 

表紙は、黒色の革製又はこれに類するものとする。

中央上部に消防章を、その下に消防本部名を、それぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け、その下端に長さ45センチメートルの黒色ひもを付け、表紙内側には名刺入れを付ける。

用紙は恒久用紙と記載用紙に分け、いずれも差し換え式とする。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

男性消防吏員服制図(数字は、寸法を示し、その単位は、ミリメートルとする。)

制服上衣

前面

後面

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制服ズボン

ボタン

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階級章

消防正監

消防監

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消防司令長

消防司令

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消防司令補

消防士長

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消防副士長

消防士

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消防長章

 

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制服上衣そで章

消防正監

消防監

消防司令長

消防司令

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消防司令補

消防士長

消防副士長

消防士

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盛夏服上衣

盛夏服ズボン

前面

後面

 

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活動服上衣

活動服ズボン

前面

後面

 

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救急服上衣

救急服ズボン

前面

後面

 

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救助服上衣

 

前面

後面

救助服ズボン

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救助服上位(高度救助隊)

 

前面

後面

救助服ズボン

(高度救助隊)

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(合)

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消防章

あごひも止め消防章

き章

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周章

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消防正監

消防監

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消防士長

消防副士長

消防士

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消防司令長

 

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消防司令

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消防司令補

作業帽

救急帽

前面

後面

前面

後面

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保安帽

正面

後面

側面

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防火帽

正面

側面

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き章

しころ

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防火衣

上衣前面

上衣後面

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ズボン前面

ズボン後面

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外とう

前面

後面

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雨衣上衣

雨衣ズボン

前面

後面

 

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ベルト

制服・盛夏服用

活動服・救急服・救助服用


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消防手帳

表側

内側

恒久用紙

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別表第2(第2条関係)

女性消防吏員服制

制服上衣

男性消防吏員服制と同様とする。

製式

前面

打ち合わせを右上前とするほかは、男性消防吏員服制と同様とする。

形状は図のとおりとする。

ベスト

上衣と同様とする。

製式

制服上衣と類似色のボタン4個を1行に付ける。前面の左右に各1個のポケットを付ける。

形状は、図のとおりとする。

制服ズボン

制服上衣と同様とする。

製式

男性消防吏員服制と同様とする。

形状は、図のとおりとする。

盛夏服上衣

男性消防吏員服制と同様とする。

製式

前面

打ち合わせを右上前とするほかは、男性消防吏員服制と同様とする。

階級章

男性消防吏員服制と同様とする。

肩章

 

盛夏服下衣

男性消防吏員服制と同様とする。

製式

制服と同様とする。

製式

男性消防吏員服制と同様とする。

帽子

制帽

男性消防吏員服制と同様とする。

製式

ハイバック型とし、帽のまわりにリボンを巻くものとする。

形状は、図のとおりとする。

き章

男性消防吏員服制と同様とする。

盛夏帽

男性消防吏員服制と同様とする。

製式

制帽と同様とする。

き章

備考 この表にないものについては、男性消防吏員服制と同様とする。

女性消防吏員服制図

制服上衣

前面

後面

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制服ズボン

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ベスト

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制帽

前面

横面

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久留米広域消防本部消防吏員服制規則

平成21年3月30日 規則第29号

(令和4年4月1日施行)