救急


高度救助隊


 阪神淡路大震災や新潟県中越地震、JR福知山線脱線事故など、近年、大規模な災害が発生していることを踏まえ、中核市を管轄する消防本部には、高度救助隊を配置することが定められています。
 久留米広域消防本部では、16人の隊員が交代で勤務し、5人編成のチームで活動しています。
 久留米消防署東出張所に24時間体制で常駐し、管轄する全ての市町で活動するほか、要請があれば緊急消防援助隊として県内外に出動します。


胸章

発足式では隊員に高度救助隊員章が貸与されました。

高度救助隊 隊旗の貸与

肩章

発足式で高度救助用資機材について説明を実施

高度救助隊が災害に出動するときに着る防火服


Ⅲ型救助工作車


Ⅲ型救助工作車とは
 高度救助隊が災害現場に出動時に乗車する車両です。
 これは緊急消防援助隊の登録車両で震災対応型の救助工作車となっています。悪路を走破するため四輪駆動となっており、倒壊家屋内に残された人を検索する画像探索機やかすかな声や音を聞き取るための地中音響探知機など高度救助資機材を装備しています。
 また、地震の初期微動を感知し地震の震度及び到達時間を計測し、警報音にて余震の危険を知らせる地震警報機も備えています。


高度救助用資機材


地震警報機

地中音響探知機

画像探索機


専門的知識について


隊員一人一人が高度で専門的な知識を有し、様々な状況に応じて使用する資機材を使い分けることができ、迅速かつ、安全な救出方法を選択することができます。
  また、知識だけでなく、日頃より体を鍛え、どのような悪条件下においても万全の活動を行えるよう訓練しています。


悪環境下での救出訓練


隊員は要救助者に接触すると、まず観察を行い、最短で最も安全と思われる救出方法を選択します。


特殊災害を想定しての訓練


サリンなどによる化学災害時は防護服を着て検知・救出活動を行います。


暗中下での要救助者検索訓練

高所からの救出訓練